レアルマドリードのホームスタジアム、サンティアゴ・ベルナベウ。
試合のある日は多数のファンで賑わうこのスタジアムですが、欧州の他のスタジアムの例に漏れず、ここにもスタジアム見学ツアーがあります。私も2014年に参加したことがあるんですが、これから参加を検討しておる方のために、値段や内容、おすすめポイントなどをまとめました。
サンティアゴ・ベルナベウ見学ツアーのチケット価格
サンティアゴ・ベルナベウの見学ツアーの価格は、1名につき19ユーロ(2014年8月時点)
意外と、バカにならない値段がします。ランチであればコースが食べれますし、リーガの中小クラブであれば普通に試合が観れる価格です。
サッカー好きの彼氏と、「オフサイドって何?」ってな彼女のカップル旅行だったりすると、行く行かないで一悶着あってもおかしくない価格設定ですね(笑)
個人的には、「19ユーロでベルナベウの選手用ベンチに座って写真が撮れるとか安すぎだろ」と思うんですが、これはサッカー好きの意見なので。。
でも、サッカー興味がなくても数時間は楽しめますし、世界最大規模のスタジアムの普段見れない部分を堪能できるツアーは普通にお値打ちだと思います。
サンティアゴ・ベルナベウツアーの内容
ツアーに参加してからだいぶ時間が経っているので、うろ覚えな部分もありますが、
スタジアムツアーで廻れる場所は、
博物館
これまでの獲得トロフィーや、現役選手、往年の名選手ゆかりのアイテムが展示されています。
また、私が行った時期はちょうど「デシマ」(10回目のチャンピオンズリーグ制覇)直後の時期だったので、記念すべきデシマのトロフィーとともに記念撮影ができるコーナーがありました。
モザイク写真コーナー
自分の写真を撮ってもらって、それがベルナベウのモザイク画の一部にデジタルで表示されるスポットがありました。
ロッカールーム
選手が実際に使っているロッカールームに入ることができます。シャワースペースや、ジャグジーもありました。
会見場
試合前・後の記者会見などが行われるスペース。普段選手や監督が座って、インタビューを受ける場所に、自分も座って写真を撮ることができます。ジダンや、ロナウドや、モウリーニョが座ったあの場所に、です。
これだけでもツアーのチケット代の元はとれるんじゃないかな。
ピッチへの通路
選手が試合前に通る、ピッチへの通路も通ることができます。なぜか緊張感を感じてしまうのが不思議。
ピッチ
ピッチ中程に出ることは(芝が荒れるので)できないけど、選手が普段座るベンチには座ることができます。
さすがにレアル・マドリー。ベンチはクッション性があり、座り心地は抜群でした。
相手チーム用ベンチも同じクオリティなのはさすが。でも、監督によってはほとんどここに座ることなく(立ちっぱなしで)試合を終えてしまう人も多いです(笑)
選手と写真コーナー
ある意味スタジアムツアーのメインコンテンツかもしれないw
チームに所属している選手と合成写真を撮って、購入することができます。この写真は1枚14ユーロほどでしたが、参加者のほぼ8割は買ってましたね。ここでしか撮れない写真は、スタジアムツアー、いやスペイン旅行のお土産としても最適です。
列に並んでいるときに「誰と一緒に撮りたいか」を聞かれるんですが、一番人気はやはりロナウド、次にカシージャスやセルヒオ・ラモス、という感じでした。
私はセルヒオ・ラモスを選んだんですが、ここで「マルセロ」とか「ペペ」とか、今なら「ケイラー・ナバス」とかちょっと通な選手を選んだら係りの人はどんなリアクションをとるのか、ちょっと気になります。
オフィシャルショップ
スタジアムツアーの最後を飾るのは、オフィシャルショップ。規模、取り扱いアイテムともに日本のグッズショップとは比べ物になりません。
一番の売れ筋はやはりユニフォームですが、哺乳ビンやおしゃぶりなど、まさにここでしか買えないアイテムも多数。こっちのほうが狙い目なんじゃないかと思います。
総括
・・・と、盛りだくさんのスタジアムツアー。
もうお気づきかもしれませんが、このスタジアムツアー、普通に回るとたぶんチケット代だけでは済みません。
めちゃくちゃ楽しいんですが、写真にグッズにと、気がつけばあっという間に50ユーロくらいは使っちゃってるという、非常に危険なツアーですw ・・・それが楽しいんだけど。
それでも、グッズや写真をたくさん買っているお金がないって人もいるはず。そんな人におすすめしたいのが、ツアー中にあるメダル自販機で購入できる記念メダルです。
確か3ユーロくらいで、ベルナベウが刻印された結構しっかりしたメダルが買えます。ここでしか買えないメダルなので、貴重ですよ。