スペインといえばバル、バルといえばスペイン!
最近のスパニッシュブームで、日本にも多くの「バル」の名を持つ飲食店が増えました。スペイン好きにとっては、嬉しい限りです^^
でも、中には「バル」というのは名前だけで、単なるレストランに過ぎないんじゃね?って感じの店も多いもの。そこで、何度も現地に一人旅しては昼夜バルに入り浸っていた私が、日本でおすすめできるバルを開拓していこうってのがこのシリーズです。
・・・まあ、東京在住なんでね。お店が東京に偏るのは許してくださいw
俺的バル基準4項目
独断と偏見ではありますが、私の中での「スペインバル」の基準、いくつかあります。
① おひとりさまでも全然問題なし
これは鉄板です。そもそも、スペインのバルは、カフェ兼食堂兼レストランみたいなもの。いつでも、誰でも、たとえ一人でも、気軽に入れる場でなければなりません。私がバル文化大好きなのも、この理由によるところが非常に大きいです。
一人です、っていうこちらの申告に対して、一瞬でも「えっ!?」みたいなリアクションを返してくる店なんて、こっちから願い下げ!!
・・・いや、別にさみしくなんかないよ!?
② 値段が高くない。
これも非常に重要。値段が高く、入るのに気合がいるバルなんてバルじゃないやい!今すぐバルの名称やめて、レストランテとでも名乗ってろい!!
基準としては、チャージ含めて一人で3,000円もあれば一通り飲み食いできる、ちょっとゼータクして5,000円も出せば、お腹一杯&へべれけ状態まで楽しめる、それくらいが基準です。
③ ビール、赤、白、泡がすべてグラスで飲める
このへんはちょっと独断入ってますが(笑)
一人で行っても、いろんな種類、好きな飲み物が楽しめるというのも、私にとっては重要なポイントです。特に、グラスで泡が飲めるというのが重要。なかなか普通のレストランで、グラスでシャンパンやカヴァが飲めるってないでしょう?
でもスペインのバルでは、グラスで泡(カヴァ)が飲めるところのほうが多いんです。
普通、泡って栓を抜いちゃうとさっさと飲まなきゃいけないものなので、泡をグラスで出すのは飲食店としては思い切りがいるはずです。同じように、グラスでサクッと泡を飲みたいという人が集まる場でないと、なかなかできません。
これをサラリとやってしまうのがスペインのバル。そこにシビれる、憧れるゥ!!
④ タパスが充実している
バルにとって、タパスは看板です。一人で気軽につまめるタパスを出してくれるのがバルの特徴。大皿料理しか出てこないのはレストランです。
トルティージャ、アヒージョ、ブラバスなど、これぞスペインのタパスってものから、創作タパスまでジャンルは問いませんが、タパスが充実しているのは重要な条件です。
あ、バルのメニューにパエジャとかは基本要りません。というか、(あってもいいけど)ないほうが個人的にはポイント高いです。
どうしても日本では、「バル=スペイン」、「スペイン=パエジャ」ってことで、安易にパエジャを置くお店は多いんですが、現地の「バル」では、ほぼパエジャなんてありませんから。
バル巡りのまとめ
というわけで、私が巡ったバルをここにまとめていきます。内容は順次更新予定!