今やパスポートの次くらいに、海外旅行の必需品となったクレジットカード。昔はトラベラーズチェックなんてものがあったんですが、いつの間にか姿を消してしまいましたね。
クレジットカード各社も、海外旅行に役立つ機能を色々と付帯させています。
今回は、海外旅行に便利なクレジットカードを記事にしました。海外旅行の心強い相棒を見つける手助けになれば幸いです。
海外旅行時に便利なクレジットカードの機能
さて、まずは海外旅行時にあると便利なクレジットカード機能を挙げていきましょう。
海外旅行保険
まずは何と言ってもこれ。海外旅行保険です。旅行代に加えて支払う保険代は、以外とバカになりません。カードに保険が付帯していれば、浮いた保険代を現地での食事やお土産にあてられます。
ポイントは、「自動付帯」のついたカードを選ぶこと。自動付帯であれば、旅行代金をカードで支払うなどの条件がありません。
自動付帯でないと、お友達どうしやカップル、夫婦での旅行など、旅行代金を誰かが一括して支払うようなケースで非常に面倒なので、自動付帯にはこだわった方が良いです。
空港ラウンジ・プライオリティパス
空港ラウンジを使えると、旅の疲れが違います。これは、私が実体験で感じたことです。
空港は結構時間に余裕を持って到着することが多いため、中で出発まで時間が余ってしまうケースが多いんですよね。日本はともかく、海外の空港のパブリックスペースではなかなか気を抜けませんし、そんな時ラウンジが使えると本当に便利です。
ゴールドカード以上のクレジットカードなら、たいていは日本の空港内のカード会社ラウンジは使えます。が、もう1歩進んだメリットを享受したいなら、プライオリティ・パスが付帯したクレジットカードがオススメです。
世界130か国、500都市、1000か所以上のラウンジ(2017年現在)をほぼ無料で使うことができるプライオリティ・パス。これらのラウンジは、チェックインカウンターの外にあるカード会社ラウンジとは設備も快適さも全然違うものです。
どちらかというと、日本の空港より海外の空港の方がメリットを強く感じるサービスだと思います。
コンシェルジュサービス
あまり馴染みがないかもしれませんが、非常に便利なのがコンシェルジュサービスです。
知らない土地でレストランを予約したり、観劇やスポーツ観戦のチケットを取るのは意外と大変なもの。
特に、海外での電話予約は、語学に自信がないと結構大変。電話では相手の表情が見えないのでコミュニケーションが大変ですし、日本と比べて通話電波が悪く、そもそも声がよく聞こえない・・・なんてこともしばしばあります。
日本って、実は通信・電波状況めちゃめちゃいい国ですからね。
そんな時、電話1本、日本語で対応してくれるコンシェルジュサービスは実に心強いものです。
基本的にプラチナカードクラスのクレジットカードに付帯するサービスですが、一度使うと手放せなくなりますよ。
もちろん、日本にいるときでもコンシェルジュサービスは使えます。
「接待のお店、どこか良いとこないかなあ・・・」
なんてときにもオススメです。
スーツケース宅配サービス
行きはよいよい、帰りは辛い、
出発時はあんなに軽く思えたスーツケースが、帰りはズシンと体に響く・・・
そんな経験、あなたにもあるんじゃないでしょうか。
スーツケースを無料で宅配してくれるサービスが付帯していれば、帰りの空港からスーツケースを引きずって帰る必要はありません。地味ですが、使ってみると非常にありがたいサービスです。
ちなみに、行きに空港までスーツケースを届けてくれる、というサービスもありますが、私は使ったことがありません。旅行の準備が終わるのはたいてい前日になっちゃいますからね。
便利な機能のついたオススメのクレジットカード3選
さて、ではここからは、これまで紹介した機能を備えたオススメのクレジットカードをご紹介します。
1 楽天プレミアムカード
まずはこちら、「楽天プレミアムカード」。
こちらのカードには、
・ 海外旅行保険自動付帯
・ プライオリティ・パス
・ トラベルデスク(コンシェルジュサービス類似)
・ 手荷物宅配サービス
の機能が付帯しています。
それでいて、ゴールドカード相当のカードなので、年会費は10,800円と非常にオトクです。
この年会費価格帯でプライオリティ・パスが付いてくるカードはなかなかありません。
カードブランドもVISAとMaster Cardが選べるので、海外での通用力も抜群です。
ただし、トラベルデスクは、ニューヨーク・ホノルル・パリ・ミラノ・上海など世界38拠点のみで、これ以外の場所だと実費相当のサービス料がかかるようです(現地の提携店への委託料かな、と)。通話料も自己負担なので、プラチナカードのコンシェルジュサービスと比べてしまうとさすがに劣ります。
また、手荷物宅配サービスは年2回までの利用となることも、留意する必要があるでしょう。