私がスペインに初めて行ったときは、全くスペイン語ができませんでした(笑)
一応、街中では英語は通じるんですが、せっかくスペインに行くのなら、少しぐらいはスペイン語を使いたいもの。そんなときおすすめなのが、「バル」です。
とりあえず、バルでご飯食べたり飲んだりする時に知っておいた方がいいよって単語をピックアップ。
これだけ覚えときゃわりと何とかなります。体験談として、自信もって言えます(笑)
さあ、あなたも現地のバルで、¡Vamos a hablar Español!
挨拶など
¡Hola!(オラ):こんにちは
バルにかかわらず、スペインでは、お店に入ったら、お店の人に一言挨拶するのがふつうです。
スペインのガイドブック等には、”buenas días”(こんにちは)とかよく書かれているんですが、私が知る限り、”buenas días”って行ってくるスペイン人はほぼいません。みんな基本は”¡Hola!”です。
オラオラ言い過ぎて、日本に帰ってきた後、これが言えなくて寂しくなっちゃうくらい。スペインに行ったら一番使う単語といっても過言ではないかも。
Por favor(ポルファボール):お願いします
飲み物や、食べ物の名前を行った後に、”Por favor”を。なくても通じますが、これをつけるとちょっと丁寧な言い方になります。
日本人的には、「お願いします」的な単語がないとちょっと気持ち悪くないですか?私はそうでした。
Cuanto cuesta(クアント クエスタ):いくらですか
Escribame (エスクリバメ):書いてください
バルでは、メニューがなく、カウンターのガラスケースに食べ物がディスプレイされていたりすることもしばしばです。そんなときは値段を聞けばいいんですが、スペイン語で数字言われてもいくらなのか分からない!!
そういうときは、紙に数字を書いてもらうのが一番楽です。
このふたつはセットで覚えると便利。バルだけでなく、お土産屋さんでも役に立ちます。
La cuenta(ラクエンタ):お会計お願いします
手を挙げて、手に文字を書くジェスチャーでもいい・・・と書いてあるガイドブックもったんですが、私の経験上それはあまり通じませんでした。素直に、「お会計よろしく」って言う方がスマートです。
¡Adios!(アディオス):さようなら
お店に入るときには¡Hola!、出る時には¡Adios!、
これ言うだけで、お店の人がニコッと笑って応対してくれますよ。
飲み物の名前
cerveza(セルベッサ):ビール
caña(カニャ):生ビール
ビールは基本”cerveza”ですが、生ビールを頼みたい時は”caña”と言います。
ビールと生ビールで単語が違うなんて、なんて酒好きな国民なんだ!!
・・・実際は、”caña”は、「生」と言う意味です。
だから、日本で言うと、「生一つ!」ってオーダーする感じですね。なんだどこの国も変わんねえのか。
余談ですが、バレンシアに行ったとき、ちっちゃい子供がcerveza!って叫んでました。なんておおらかなお国柄、と思ったもんです。
Cava「カヴァ」(発泡ワイン)
スペインの発泡ワインは、”cava”っていいます。
バルのいいところは、ほぼ必ずといっていいほどカヴァをグラスで頼めるところ!一人飲みをするには天国のような国です。
一杯目にビールかカヴァ、それから白ワイン、次に赤ワイン、
飲み過ぎ注意なんですが、ついつい飲んじゃうんですよね。。。
Vino tinto(ヴィノティント):赤ワイン
Vino branco(ヴィノブランコ):白ワイン
”vino”が「ワイン」。
”branco”はそのまんま「白」って意味なんですが、”tinto”は「赤」ではなく「ワイン色の」とか、「暗めの赤」とか、そんな感じの意味です。確かに、ワインの赤は普通の「赤」って感じの色ではないですからね。
sangría(サングリア):サングリア
これはそのまま、サングリアです。
本来、サングリアは店で出すような飲み物ではなく、スペイン人が質の落ちるワインで家庭で作るような飲み物だったんですが、今では観光地のバルでは普通に出てくるようになりました。
赤が一般的ですが、白のサングリアもあります。
ただし、お店によってはドカンとデキャンタとかで出てくる場合があるので、一人で飲みにいく場合は気をつけて。
Agua(アグア):水
cafe(カフェ):コーヒー
té(テ):紅茶
さすがに、アルコールばっかり飲んでるわけにはいきません。このへんの飲み物も、上手い具合に取り混ぜていきたいもの。特に、コーヒーと紅茶は、バルによってはビックリするほど美味しいのが出てきたりします。
食べ物の名前
Este(エステ):これ
散々お酒や飲み物の名前ばっか紹介してきてアレですが、食べ物編は”este”。とりあえずこれを覚えりゃ何とかなります。
バルの食べ物、メニューはそれこそバルによって様々なので、単語で覚えようとするとキリがありません。
バルでは、目の前のガラスケースや写真入りのメニューで料理がだいたい分かるので。食べたいものを指差して”este”、じつはコレが一番役に立つ単語だったりします。
二つ以上を頼む時は”este y este”(エステ、イ、エステ)で大丈夫です。
こんなとこですかね。
とりあえず、単語さえ知ってれば普通に言いたいことは通じますし、意思疎通はできます。
しばしばお隣さんから話しかけられたりしますが、そんな時は恥ずかしがらずに、積極的に会話すると旅が何倍も楽しくなりますよ。
私も、初めてのスペイン旅行でスペイン語なんか全然分からないときに、お隣のスペイン人のおばちゃんに話しかけられたりしました。
今思い出しても、会話が成立していたとは思えませんが、なんかお互い楽しそうな感じだったのでOK(笑)
大切なのは、とりあえず伝えようとする気持ちですから!