在日メキシコ協会主催のクリスマスパーティーに行ってきました。
スペイン語の先生がメヒカーナなので、そのご縁です。
会場の様子はこんな感じ。
途中、アステカ舞踊あり、
テキーラショットで大騒ぎあり、
ピニャータ(くす玉)あり、
昼から結構盛り沢山!!
呼んでもらって、Gracias!
しかし、メキシコ人はホントにテキーラ大好きですね。
テキーラが出てきたとたん、老若男女みんな大騒ぎ、テキーラに群がる!!
(私も例外ではないので、写真撮れてません 笑)
あと面白かったのはピニャータ(くす玉)
いわゆる日本のくす玉とちょっと違っていて、中にはお菓子やおもちゃがいっぱい!
それを、代わる代わる、目隠しした人が棒で叩いて壊していきます。
目隠しをしたら、ピニャータを叩く前にくるくる回って方向感覚をおかしくして、まわりの声を頼りにピニャータまでたどり着く・・・。
要は、スイカ割りですね。意外な文化の共通点が。
日本のスイカ割りがラテン語圏に伝わったのか、ピニャータが日本に伝わってスイカ割りに派生したのか、
それとも世界中、テンション上がった人たちの悪ノリの仕方はだいたい共通なのか(笑)
メキシコのクリスマス文化
せっかくなので、メヒカーナの先生にメキシコのクリスマス文化について聞いてみました。
・・・まあ、全部スペイン語で説明してくれたので半分くらいしか理解できず、後からネットで調べた内容も含まれますが悪しからず(苦笑)
メキシコのクリスマス習慣は、だいたい12月の16日あたりからはじまる模様。
そこからの1週間程度は、毎日fiestaなんだそうです。
きっと毎日テキーラ飲みまくるんでしょうねえ。。
ただし、12月16日から24日までは、マリアとホセが宿(Posada)を探して家々を訪ね歩いたことに由来するお祭り。まだイエスは登場しないようです。
その後、12月24日のクリスマスイブのディナーの時にイエスの誕生を祝い、祈るんだそう。
12月24日、25日は基本的には家族でお祝いする日で、お店やレストランなんかもお休みのところが多いそう。これは欧米では一般的ですね。
なお、基本的にメキシコのクリスマスには、サンタクロースは登場しません。
サンタクロースはアメリカ文化によるもので、スペイン語圏の文化では、子供たちはサンタクロースの代わりにレジェス・マゴス(Reyes Magos 東方の三賢人)からプレゼントをもらうのが一般的です。
(メキシコは地理的にアメリカに近いのでサンタクロースの文化も少しは入ってきているみたいですが)
このレジェス・マゴスからプレゼントをもらえる日は、年が変わって翌年の1月6日、
なので、メキシコのクリスマスは12月16日から1月6日まで、実に20日間も続くことに。
新年あけてもクリスマス!?ってだいぶ違和感を感じますが、これは以前旅行で行ったタイでもそうでした。こっちは1月13日くらいまでは町中にクリスマスツリーが出てたっけな。
(タイは仏教の国では?って突っ込みはとりあえず置いときましょう。商業的にはクリスマスはこの上なく重要なイベントなのです、きっと。。)
どっちかというと、12月25日が過ぎると急いでツリーを片付けて、次の日からは門松が出ている日本のほうが変なんですよねえ、これは。
日本人の私たちですら、この変わり身の早さにはビックリ&苦笑なので、外国人にとっては衝撃的なんじゃないでしょうか。
ある意味、勤勉で時間や時期を守る日本的文化を象徴している点かも!?
海外のクリスマス文化も楽しいものです。
来年はスペイン人コミュニティのクリスマスパーティーにも参加してみたいな。。