「明日は明日の風が吹く」(風とともに去りぬ)
”Después de todo, mañana será otro día!” (デスプエス デ トド, マニャーナ セラ オトロ ディア)
スカーレットがラストで叫びます。
『結局、明日は別の日なのだから』と、スペイン語も英語(After all, tomorrow is another day.)と同じで、きっぱりとしたセリフでした。
日本語訳は『先の事を案じても始まらないので、成り行きに任せて生きるのがよい』という意味なので少し違うようです。題名とでラストを『風』という言葉できれいに終わらせたのだと思います。
「フォースと共にあらんことを」(スターウォーズ)
”Qué la fuerza te acompañe.”(ケ ラ フエルサ テ アコンパニェ.)
別行動をとることになったルークに向かってオビ=ワン・ケノービが言いました。メンバーが別の道や敵地に行く別れの際の幸運を願っての合言葉ですね。
スペイン語も英語”May the Force be with you”を忠実に訳しています。
Qué (eにアクセント付) から始めまる文は、何かを願ったり、感嘆・強調する時に使います。
「ありのまま」(アナと雪の女王)
”¡Suéltalo!” (スエルタロ)
アナと雪の女王 MovieNEX [ブルーレイ DVD デジタルコピー(クラウド対応) MovieNEXワールド] [Blu-ray] |
アナと雪の女王の主題歌。
Suéltaloは手放す、開放するという意味の命令形なので、『自分を開放しなさい!』でしょうか。
スペイン語圏中南米では訳が違っていて、『Libre soy』、直訳すると『私は自由』です。
スペインではバルセロナ出身のGisela(ジセラ)が、中南米のスペイン語圏の国々ではメキシコ人のCarmen Sarahí(カルメン・サライ)が歌っています。
原題英語のLet it goは開放するという意味で、スペイン語訳が一番忠実だと思うのですが、日本語訳をされた高橋知伽江さんはエルサの口の動きと歌詞がシンクロするように『ありのまま』と訳されたそうです。
「いつもここにいるよ」(E.T)
“Estaré aquí mismo” (エスタレ アキ ミスモ)
ラストシーンでE.T.は左人差し指をエリオットの額を指さし(触れる寸前に指先が光り)、『ここにいるから。』と言います。
愛とは決して後悔しないこと (Love Story ある愛の詩)
Amar es no tener que decir nunca “lo siento”.(アマール エス ノ テネール ケ デシール ヌンカ ”ロ シエント”)
スペイン語も、英語(Love means never having to say you’re sorry.)と同じです。
オリバーがジェニファーに謝った時、ジェニファーが『愛しているなら、謝らないで。』と応じたこの言葉を、オリバーが後日和解した父親に語ります。
世界は俺のものだ!(タイタニック)
¡Soy el rey del mundo! (ソイ エル レイ デル ムンド)
ファブリッツィオと船首に出て、ジャック(ディカプリオ)が両手を上げながらに叫んだセリフです。
『俺は世界の王だ』と元の英語I’m the King of the world!と同じでした。
スペイン語や英語では違和感はないのですが、日本語だと『世界は俺のものだ!』のほうがしっくりしますね。