スペインでも、日本のアニメは大人気です。
日本より先に、「ツバサ君」という名のサッカー選手が誕生したキャプテン翼、ドラゴンボール、ワンピースも言わずもがな。
余談ですが、私の英語の先生曰く、
人生で大きなビジネスチャンスは2度あった!
一つはITバブルの時、もう一つは日本のアニメが海外でブームになった時、
なんだそうです。
チビの頃から当たり前のようにアニメ見て育った身としては実感がないけど、それくらい、海外の人の中では日本=アニメ天国なんですねきっと。
さて、「アニメ」や「アニメーション」という言葉、語源は、実はスペイン語の元になった言葉であるラテン語なんですよ。なので、スペイン語にもその語源となった言葉が残っています。しかも、日常よく使われる形で・・・。
「魂の言葉」”anima”
スペイン語には、”anima”という単語があります。
意味は、「魂」とか、「霊魂」という意味。
スペイン語でアニメを表す言葉”dibujo animado”は、ここから派生した言葉なんです。
dibujoは「絵」ですから、直訳すると、「魂が込められた絵」。
つまり、魂が込められたかのように動く絵、という意味になるんだそうです。
ここから、英語の”animation”という単語に派生して、今ではほぼ日本語と言っても差し支えないであろう「アニメ」という単語になったんですね。
確かに、「魂が込められた動く絵」ってだけじゃなく、作り手とファンの魂も込もってるもんなあ。
ある意味、ふさわしい語源ではあります。
ちなみに、「魂」派生の言葉は、他にもあります。
例えば、動物。アニマル。
これはスペイン語では”animales”と言うんですが、これも「魂」、”anima”からの派生です。魂を持った存在、ということなんでしょうね。
それが、英語の”animal”と言う言葉のもととなったようです
よく使う、「魂の込もった」スペイン語
さて、日常よく使う、「魂」に関連するスペイン語のフレーズ、
それは、
”¡animo!” (ガンバレ)
ではないでしょうか。
聞いたことあるでしょう?
これも「魂」派生の単語なんですね。
魂を奮い立たせろ!気合いを入れろ!!
由来を知ると、何とも気合いの入った言葉に聞こえて来るから不思議です(笑)
つまり、”¡animo!”の本来の使い方は、↓こういうのはきっと正しくなくて
はいはいあにもあにも
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・)
\_っ⌒/⌒c
⌒ ⌒
本来↓こんくらいの意味が込められてるに違いない!!
アアァニモオオオオォォォ!!
さすがスペイン人(というかラテン人)、普段の言葉遣いが修造並みに熱いぜ。。
※ あ、ちなみにスペイン人のみなさん、実際はもっとライトに”animo”って言いますよ、一応(笑)
でも、誰かホントに応援する言葉としては、なかなかふさわしい言葉ですよね。
あなたも使ってみませんか、”¡animo!”
アアァニモオオオオォォォ!!