DELEの試験に受験票を忘れた!! その2 口述試験編

スポンサードリンク


さて、DELEの筆記試験に受験票を忘れたことは以前書きました。今回の記事はその後日談です。

 

結果的に筆記試験は受験票を忘れても何とかなったわけなんですが、

➡ 以前の記事参照

 

口述試験はどうだったのか。

こんなタイトルの記事を書いてはいますが、さすがに私は口述試験には受験票忘れませんでした。

これで忘れたらさすがにね・・・。

 

 

しかし、どうやら待合室に受験票を忘れたっぽい人がいました。

 

何で分かったかというと、

 

係の人「お送りいただいた身分証明書で確認が取れました」

その方「ああ、良かった・・・」

 

というやり取りが聞こえてきたからです。

 

完全に、前日私がやったやり取りと一致。

 

心の中で、

「同志よ・・・。」

と思ったのは言うまでもありません(笑)

 

前日私が筆記試験に受験票を忘れたときは、

 

「口述試験はマジでどうにもなりませんから気をつけてくださいね!」(若干の意訳含む)

 

と散々脅されていたんですが、その方も無事試験を受けられた模様です。

 

 

DELEの運営団体はセルバンテス文化センターというスペインに母体がある団体、

ですが、結構このへんのやり取りは日本人的というか、きっちりケアしてくれるみたいですね。

 

セルバンテス文化センターは世界中にあり、DELEも世界共通のスペイン語能力検定試験として運営されてるんですが、他の国だとどうなんだろう・・・。

 

なんか、アメリカやイギリスだと、受験票忘れたらそのままジ・エンドになっちゃいそうな気がします(想像だけど)

 

このへん、日本人に生まれてよかったなあ。。

 

DELEの口述試験体験記

さて、DELEの口述試験の体験記です。

DELEは、一番下のレベルのA1から、筆記試験に加えて口述試験がある、結構「ガチ」な試験なんです。

 

試験会場に到着すると(そしてドヤ顔で受験票を出すとw)、まずは待合室に通されます。

 

ここでは、自分が受けるレベルの試験だけではなく、全レベルの受験生が同じ空間で自分の順番を待ちます。なので、普通にB2(中上級)やC1(上級)の受験生たちも混ざってます。

 

「C1受講の●●さん」

と呼ばれ別の教室に去っていく姿を見ると、「自分もそのうちそこまで行ってやるぜ・・・!」と妙な気合とやる気を感じます(笑)

と、そんなことを考えていると、自分の順番に。

 

 

で、呼びに来たのがスペイン人のおばちゃん。しかも言葉はスペイン語。

おいおい、A1なのにハードル高くねえか、と思いながら待合室から別の教室に移動すると、そのおばちゃん、イントネーション完璧な日本語で、ニコリともせずに試験の内容を説明し出しました。

 

思わず、人生何度目かリアルな二度見・・・!

 

だったら最初っから、待合室に来る時点で日本語使ってりゃよかったじゃない・・・。

 

にしても、お国柄っていうのか、文化っていうのか、住む場所によってやっぱり環境に染まるんですねえ。ラテン的陽気さを一切感じさせない事務的な態度に、その後の試験への不安がマックスに。

・・・うええ、A1試験、おっかない。。

 

DELE(A1)口述試験の内容は

試験のほうは、案内された別室でトピック選択があり、共通のトピック1つと選択制トピック1つの合計2トピックについて、15分間の準備時間が与えられます。この15分間で、数分間のスピーチのための準備をしなければなりません。

 

A1の場合、各1トピックにつき1~3分程度の時間なので正直準備が必要ってほどでもないんですが、レベルが上がってBやCまで行くと、もっと長時間のスピーチをすることになるんでしょうね。

 

15分の準備が終わると、またもや別室に移動。そこで、試験官の先生が待っています。

 

・・・つまり、さっきのおばちゃんは試験官ではなかった、と。

 

そして、試験官の先生は、見た目的にどうやら日本の方の模様。

 

気持ちはだいぶ楽になったんですが、何でスペイン人が試験内容の説明役で、日本人が試験官なのか、ふつう逆じゃねえ?と、若干のモヤッと感は拭えません。

 

そうこうしているうちに、試験開始。まずは、先の15分間で準備した、2つのトピックについてスピーチをします。

この時間は、試験官の先生は何もしゃべらず、ただ聞いているのみです。

 

それが終わると、試験官からの質問にスペイン語で答える試験、次に試験官に特定のトピックについてスペイン語で質問する試験、雑談、と進んで試験終了。雑談もスペイン語なので全然雑談じゃなかったです。。あれ採点対象になっているのかなあ。

 

試験管に質問する試験は、A4サイズのカードを配られ、そこに書いてある内容を質問をする形の試験でした。

カードには、キューバの地図と、「Lengua・Idioma」という単語が書いてあり、それに関する質問をする、

つまり、「キューバで話されている言語は?」という質問、”Que lengua se habla en Cuba?”が答えです。

 

結構意図がわかりづらい試験だったので、これは注意が必要かと。意図さえわかってしまえば、そう難しい試験でもありませんでした。

 

あとは、結果待ちです。

 

すでにセルバンテス文化センターでのスペイン語講座はA2レベルなので、A1試験はさすがに大丈夫だとは思うけど・・・。

スポンサードリンク

コメントを残す