”el agua”  女性名詞なのに冠詞が”el”の単語があるのはなぜ!?

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スペイン語を勉強していて、まず戸惑うのは男性名詞(masclino)、女性名詞(femenino)の存在って人は多いはず。スペイン語に限らず、ドイツ語、イタリア語など、ヨーロッパ系の言語についてまわる問題ですね。

 

スペイン語の男性名詞、女性名詞は、冠詞の種類が違ってきます。

男性名詞なら”el”、女性名詞なら”la”。複数形だと、男性名詞なら”los”、女性名詞なら”las”です。これは、スペイン語の基本。

 

んで、男性名詞と女性名詞の見分け方は、基本的に単語の語尾で判断します。”o”で終わる単語は基本的に男性名詞、”a”や”ción”、”sión”で終わる単語は基本的に女性名詞です。

 

ただし、語尾が”a”であっても男性名詞だったり、”o”であっても女性名詞である単語もあります。

たとえば、”mapa”(地図)は”a”で終わりますが、男性名詞。なので、”el mapa”が正しいです。こういう単語は、もう覚えるしかないですね。

 

 

と、ここまではいいとして、

 

”agua”(水)という単語があります。

 

 

語尾が”a”なので、これは冠詞をつけると”la agua”、ですね!?

 

 

・・・いいえ、”el agua”が正解です。

 

おっと、なるほど。この単語は語尾が”a”で終わるけど、例外的に男性名詞なんですね!?

 

 

・・・いいえ、”agua”はれっきとした女性名詞です。

 

 

・・・

 

・・・・

 

 

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ワァイスパニッシュピーポォ!! ホワイ!!!

 

いやここはスペイン語で、

”Por qué gente español⁉︎ Por qué⁉︎”

 

 

Por qué・・・

どうやら、”a”で始まり、アクセントがアタマの”a”にある女性名詞は、発音の問題で単数形の冠詞のみ”el”になるんだそう。”agua”の例だと、「”la agua”(ラ アグア)は言いづらいっしょ!?」というスペイン人の余計な気遣いで、”el agua”(エル アグア)になっちゃったんだそうです。

 

ラ アグア、

ラ アグア、

ラ アグア、

 

別に大して言いづらくはないと思うんだけどなあ。どうです、みなさん??

 

単に女性名詞に例外的に冠詞”el”がつくに過ぎないので、その他の場合は完全の女性名詞として扱われます。形容詞は女性名詞形になるので、キレイな水は”agua limpia”です。”agua limpio”ではありません。

 

 

スペイン語を勉強する外国人からしてみればホントいい迷惑です、これw

ただでさえ男性名詞、女性名詞、それに動詞の活用覚えるのでいっぱいいっぱいだってのに、こんな例外ぶち込まないでいただきたい(苦笑)

 

もうスペイン語はアキラメマシタ! イジョ!!

 

・・・って訳にもいかないので、そういうもんだと思って会話練習するしかないですね、こればっかしは。

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